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2011.05.23

袷の着納め

鰹縞にクレマチス  クレマチス後

銀座にて着付け。
恐らく今日で袷は着納め。
先日とはうって変わって肌寒い一日だったので、
襦袢も正絹、着物は鰹縞の秦荘紬、帯は季節のクレマチス柄。

帰るころに雨が降り出しましたが、今日は朝から雨下駄を履いて雨コート持参だったので問題なし。
2011.05.21

5月なのに真夏日

紙布  職楽夏

茶会の日は5月だと言うのに30度近くまで気温の上がった真夏日。
仕方がないので単衣に。
単衣はきちんとした柔らかものがありません。
紙布を織り込んだ小紋に夏用の袋帯を締めました。
お茶会にしてはちょっとカジュアル。
ほとんどの方が単衣の紋付色無地というスタンダード
あるいは、頑張って袷の訪問着などだったので・・・。(汗!)
単衣の正装もひとつは持っていたいものです。
2011.05.21

東京のへそ

西永福にある大宮八幡にて、裏千家の献茶式がありました。

献茶は裏千家の坐忘斎お家元によって執り行われ、
東日本大震災の復興を願っての祝詞も行われました。
奉賛茶会は私どもの先生が所属する支部が担当。
各お席の茶会記は以下の通りです。

濃茶  薄茶  立礼

立礼席でのお菓子は「元気煎餅」とはちまきの形の飴。
復興に対する思いが表れています。

元気

大宮八幡は初めて訪れましたが、ここは東京の真ん中に位置するそうです。
都心とは思えない程の緑にあふれた、素晴らしい場所でした。
2011.05.19

「薫風自南来」

今日より風炉。

掛け物は「薫風自南来」(くんぷうおのずからみなみよりくる)
この言葉は、「殿閣微涼を生ず」とセットになり、
普通、夏を暑いと嫌がるが、時折吹く薫風によって宮殿の中はいっぺんに涼しくなり、
その心地よさはむしろ夏でないと味わえない。と訳します。

私たちは何かというと得失にこだわり、利害にとらわれ、愛憎にかたより、善悪にこだわり、迷悟(めいご)にとらわれ、凡聖(ぼんしょう)にかたよって、右往左往する毎日です。しかし、それらの対立的観念を一陣の薫風によって吹き払ってしまえば、こだわりもなく、とらわれもなく、かたよりもない、自由自在なサッパリとした清々しい涼味(りょうみ)を感じることができます。そのカラッとした、一切の垢[あか]の抜け切った無心の境涯(きょうがい)を「殿閣微涼を生ず」と歌った、とのことです。

まさに夏を迎える風炉開きにふさわしい語だそうです。

お花は駕篭に、黄花先代萩・玉あじさい。
小間のお花はりょうぶ(礼法)・おだまき・黒花蝋梅。

お稽古は運びの薄茶点前。
ポンポンの前に中じまいを忘れずに!
茶杓の銘は清流・新緑・早苗など、掛け物とかぶらないものを。

2011.05.14

きものの気

4月29日(金)から、TVKで毎週金曜日17:30~18:00に放映の「NEWSハーバー」という番組の中のコーナー「四季を映すきものの美」に、笹島先生が出演していらっしゃいます。
コーナーは毎月第2金曜日。
その月ごとに、季節に相応しい装いのヒントを教えてくださいます。

1回目の4月29日は桜に因んだ装い。
甘い桜色に、春らしい爽やかな藍を合わせるところが先生らしさ。

2回目の昨日、5月13日は早くも初夏の装い。
衣桁にかかった着物は華やかな牡丹柄。
先生は表が黒、裏が花模様の紗あわせにあやめの帯という、粋な上級者の装いでした。
15日を過ぎたらこのような初夏を感じる装いにしていいそうです。
キャスターは黄八丈に鰹縞の帯という元気が出る装い。
視聴者の装いは子供の節句に因んだものでした。

季節の気、着る人の気を大切にした、先生らしい発想がいっぱい詰まっていますので、
皆様もご覧になって、コーディネートの参考になさるといいと思います。
次回は6月10日の予定。
2011.05.12

織ってます!

110512_1627~01

絣模様が織れている・・・でしょ?
糸の位置がうまく合わず、いまいち形が崩れていますが・・・

インド茜の赤が効いています。
2011.05.06

まっさらなメッセージ

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さて、銀座和光といえば、ショーウィンドウはあまりにも有名ですが、4/30までの正面ウィンドウはまっさら。
何もありません。
さらには「絆」と題し、社員はじめ、多くの人々から寄せられたメッセージの紙が。

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こういう時だからこそ、一度まっさらの自分になって考え直そう。
そして前向きに生きていこうという、メッセージです。

GWで何となく賑わいが戻った感がありますが、
それでもやはり心のどこかに今までとは違った意識があるのは皆同じだと思います。
そんな思いを静かに表現したディスプレイでした。

メッセージはHPや店頭で5/15まで受付ています。
展示は17まで。


2011.05.05

細見華岳展

銀座和光に人間国宝「細見華岳」つづれ織・糸の旋律展を見に行きました。

1922年生まれなので、現在は90近いお年。
デザイン・監修のみ行い、実際織るのはお弟子さん方のようです。
ご自身の作品は非売品として展示されておりました。

Scan10011.jpg  Scan10012.jpg  Scan10014.jpg

明るく華やかな色調で、かわいらしいデザインが多かったです。
夏物の絽つづれなどもステキ。
つづれの帯はひとえ名古屋でも十分格式があり、それだけで正装にも使えるのですが、今回は袋帯も出ていました。
欲しいのはやまやまですが、100万前後するものばかりなので、今回は目の保養ということで。

会期は明日までです。
2011.05.05

硝子モザイクinみなかみ

以前、横浜マリンタワーにある硝子モザイクの壁画は実家が制作したものだと書いたのですが、その翌年には、群馬県みなかみ町上牧温泉の辰巳館という旅館のお風呂にも、山下清の原画を元にした硝子モザイクの壁画を制作しておりました。
制作時(1961年)には私も現場にいたのは写真でわかるのですが、何せ、記憶はありません。
今回それ以来初めて訪れる事にいたしました。

辰巳館にて

いくつかあるお風呂のうち、壁画があるのは「はにわ風呂」。何でもこの辺りからは古代遺跡が見つかっており、はにわが出土したそうです。
壁画はマリンタワー同様、まったく色褪せる事無く、きれいに残されておりました。

はにわ風呂

旅館の会長さんから、山下清の原画を数点見せていただく事ができました。
原画は手でちぎった色紙を貼りあわせてできておりましたが、その一枚一枚が重なり合ったりこよりのようによってあったり、想像以上に立体的な仕上がり。
普段は公開していらっしゃらないので、色も鮮やかなまま保管されており、それはそれは貴重なものでした。

原画

父の若かりし時代、利益などは度外視しても数ヶ月かけてこのような仕事を成し遂げる事ができた、何とものんびりした、気持ちの上で豊かな時代だったのだな~と改めて思います。
いつまでもこのようなものを財産として大切にしてくださる辰巳館の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

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Author:lapislazuli
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