2014.07.23

風通完成

風通完成 風通太鼓


昨年の2月の記事で、風通の試織をしているという記事を書き、4月にはそれが終わっていました。
5月の記事で小管を巻いて、5月25日にはちきりに巻き取りが終わって、その後機に糸をかけ・・・
それが一年以上経った今日、やっと織り上げる事ができました。
ああ~長い道のりだった。

そもそもドラム整経した時点で経糸の順番が違っていて、機にかけて色の違いがはっきりわかっていました。
しかし、それを直さなかった!
案の定、縦におかしな線がはっきり出ています。

ところどころ横糸がきちんと通っていない部分がある。
これは機の仕掛けがきちんとできていなかったり、経糸の張り具合が均一でなかったりする為におこること。
経糸の開口が十分でないと、シャトルが正しい位置を通りません。
何段か織って、おかしなところを発見すると、そこまでほどいてまた織って・・・
その繰り返しにほとほと嫌になる事が何度あったことか。
途中、家族の事やらなにやらで集中できない期間があったり・・・

そんなこんなで、満足な出来ではないのです。
名古屋帯のつもりなのですが、仕立てる事もままならないかもしれない。
それでも、諦めずに最後まで織った事、それだけは褒めてあげましょう。笑
私の周りには織りたくて織りたくて仕方ないのに、環境が整わずに思うように織れない方が何人もいらっしゃいます。
そんな方々の前で織りたくない!なんて口が裂けても言えません。
きっと、これから織るものがとっても楽に織れる。そう信じて織り続けました。



桜糸

そして、これがこれから織るものの糸。
冬に雪で折れた山桜の色からとった糸。
やっと全色揃いました。
このグラデーションを縦横に使って、組織織りをします。

桜の組織2

こんな感じ。
2014.07.21

母のbirthdayランチ

実家の母の誕生日が近いので、少し早いのですが、誕生日祝いのランチに行きました。

嫁の見立てで銀座のchez tomoへ。

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まずは前菜。
私が選んだのはフォアグラ。上にカラメルゼリーが乗っています。
まるでデザートのよう。

次のプレートはこの店のウリだそうで、お野菜が29種類乗っているそうです。
皆で野菜の名をあてながら、お味を確認しながら、楽しくいただきました。
印象に残っているのは山芋。一番上の左から2番目です。
食べ終わった後に、どこに何の野菜があったか覚えているかどうかは、まるで認知症のテストのようです。笑

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メインディッシュ2種。
好きな物をひとつ選びます。

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そしてデザート。
デザートを選ぶ際の説明には原材料がテーブルに運ばれてきました。
上のデザートの説明にはチョコが、
下のデザートの説明には卵とヴァニラビーンズとビスケットが・・・といった具合。
材料からどんなものができてくるか想像するのも一興です。

81になる母ですが、まだまだ達者。
実家では弟夫婦と一緒ですが、なかなか接する機会がないようです。
こうやって皆が集まるのが一番の親孝行。
これからも何かと機会を作っていかなければいけませんね。
2014.07.21

着付けの基本

銀座で着付け。
先日の浴衣の着付けで気になった点の復習を含め、着付けの基本を見直しました。
以下、おぼえがき。

・補正はいつもの腰のタオルの内側上部にもう一枚重ねる。この上に枕が乗る。
・長襦袢の衿合わせの前に、身頃をしっかりと寄せる。この時の手つき。
・胸紐の締め具合。(浴衣の時は襦袢の時よりはしっかりと)
・脇線を下に引く時の指は小指。(中指だと余計な力が働く)
・着物を最初に持ち上げる時の体の位置は真横。
・衿先の持ち方。指をすべてそろえて斜めに。
・腰紐の締め方。ゆっくりじわじわと。早いと前が上がってしまう。結ぶのは脇近くで。
・紐によって結び方を変える。片結びのやり方。右手で左手の下を持ち、左手をひねって右を取り、輪を引き抜く。
・ここで着物と長襦袢の重なりを再度確認。
・身頃を寄せたりおはしょりをたぐったりをきちんと。
・衿は衿先の折り目を目指して折っていく。(折り幅がくずれないように)
・おはしょりをあげてあげて、最後は縫い目で下に引く。(縫い目を通す=布目を通す)
・枕が緩むのは帯に乗っていないから。紐を引く時は脇の下まできたらちょんちょんと持ち替える。結ぶのは中央。
・仕上げ、前中心を合わせる際、帯揚げの出方も左右均等に。

また、今日は空き時間に仕立ての寸法についても伺いました。
いつも自分サイズではない着物ばかり着ているので、自分に合った寸法を知りたくて。
もちろん呉服屋さんに仕立ててもらった着物もあるのですが、だからといって着心地が必ずしもいいわけではないのです。

身丈や裄、前幅、後幅くらいはわかるのですが、胸幅や褄下の寸法が大事だとのこと。
衿先がおはしょりから出ているのはどうもかっこ悪いのだそうです。
褄下の長さは80cmつまり、2尺1寸~2尺1寸5分くらい。
胸幅は繰越の位置と剣先の位置で決まるそう。
繰越は長くすると衿が抜ける。だいたい7~8分くらい。
剣先を短くすると身頃が深く着れる・・・等々。

しかも、それらは素材や着方によって変わってくるのだとか。
例えば腰紐の位置が高いか低いか、褄の上げ方が多いか少ないか・・・
普段着なのか、よそいきなのか、固い素材か柔らかい素材か・・・
そうか~自分に合った着物のサイズを知るのはなかなか大変な事なのね。

やはり、どんな着物でもきれいに着つける事が出来るように着付けの腕を磨くしかない!
という結論でした。笑

2014.07.19

「泉聲中夜後」

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お茶のお稽古。
前回に引き続き、貴人清次。
今回は薄茶です。

掛物は「泉聲中夜後」。対句で「山色夕陽時」と続きます。
意味は夕陽に映じたる時が最も美しく、泉聲は深夜に最も冱へ響く。
物事にはタイミングというものがある。チャンスをうまくつかみましょう。

お花は広間が水引・やはずすすき・金水引・みそはぎ(お盆に)・かわらなでしこ・しゅうかいどう・ぎぼうし。
小間がそうたんむくげ・しまあし。
今朝花が開いたので先生がお持ちくださいました。

お菓子は水ようかんに、先生からは石川県の氷菓子。

濃茶は途中退席して建水の水を捨て、替え茶碗を持ってきますが、薄茶は最初に持ってきます。
茶巾や茶筅は片づけの際、空いたところに清次の物を補うのを忘れずに。
2014.07.18

東京芸術劇場

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知人が出演するコンサートを観に、池袋の東京芸術劇場に行きました。
こちらに行くのは初めての事。
大きな吹き抜けの建物には大小のホールや展示室があるようです。
この日はクラシックコンサートの他に、小栗くんのお芝居もかかっていました。

さて、クラシックコンサートですが、ニッポン・シンフォニーというオーケストラの定期公演らしいです。
若手中心のオケで、応援している方々のリストには有名な音楽家や企業の方がいらっしゃいます。
その公演に、今回母の友人の息子さんであるヴァイオリニストの相曽賢一郎氏が共演者として出演したのです。

曲目はベートーベンのヴァイオリン協奏曲と交響曲「英雄」。
他にピアニストもいらして、レスピーギのコンチェルトを日本初演なさいました。

最初はピアノコンチェルトだったのですが、音がこもってスッキリしない印象。
次のヴァイオリンコンチェルトで、少し音が明確に。
相曽さんのヴァイオリンは繊細かつ正確で、超絶技巧も優しい音に聞こえます。
最後のシンフォニーでは音が全開で、若いオケらしく力みなぎる演奏を聴かせてもらえました。
アンコールは歌劇「カヴァレリアルスティカーナ」の間奏曲。
大変美しいメロディに心がリフレッシュ。弦楽器の音は優しくて良いですね。
ソリストの良さとアンサンブルの良さ、両方を堪能したコンサートでした。
2014.07.17

7月大歌舞伎

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7月は家人の入院、子供が早々と夏休みに突入、自身の制作に追われて、歌舞伎座に出向く暇もないかと思っていたのです。でも、左團次さんのブログが楽しそうでなんとなく気になっていて、忙しい時ほど息抜きがしたくなったところにチケットの戻りが。迷うことなくぽちっとして行ってまいりました。
左團次さん、どんなふうにABさんを抱きしめるのかしら・・・

昼の部の演目は『正札附根元草摺』と『夏祭浪花鑑』。
どちらも初見です。
最初の演目は踊りなので気楽に観られます。
夏祭・・・の方は通し狂言です。
コクーン歌舞伎で勘三郎さんがやっていらしたのは、何かの映像でチラ見したことがあります。

さて、まず左團次さんですが、抱きしめる場面はもちろん、団七を大切に思う様がよく表れておりました。
自分の「ハタ」を団七の為にはずして貸してやる場面は左團次さんらしいですね。
(他の方がやるとどうなるのかは知りませんが)
団七を思う気持ちは猿弥さんも負けていません。
いや、今回一番感動したのはそこかも。猿弥さんの男気がツボでした。
それはブログでABさんの下敷きになっていた姿に感銘したせい・・・かどうかはわかりませんが。

さて、このお芝居のクライマックスとも言える、団七の姑殺しの場面ですが、姑役は中車さん。
コクーンでは笹野高史さんがなさっていたお役。
それを考えると、俳優・香川照之にまさにうってつけの役?と期待も膨らみますよね。
期待にそぐわず、いい味出してました。
笠をかぶって顔が見えない時点から、義平次のいやらしさがよく出ていましたもの。
そして、笠を取ると待ってましたとばかりに一斉に声がかかります。
「沢瀉や!」とかかる以上に「香川さん!」とかかるんですね、これが。笑
そこから先は例の顔芸の真骨頂。
拍手もせず、ずっとオペラグラスを覗いていましたよ。

ABさん、喧嘩で捕まって…なんていう役は、実生活をついつい思い起こします。
が、我慢して我慢して、とうとう切れた場面はもっと切れちゃってもいいと思うくらい、最近はちょっとおとなしめですね。
自主公演で新作ばかりやっているようですが、周りの芸達者な方々に見守られ、切磋琢磨していくことをもっと続けてもらいたいものです。


2014.07.11

七夕着付け

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毎年恒例、日本橋で七夕ゆかたまつりが開催されました。
前日からの台風が心配されましたが、朝になったら台風はどこへやら。
無事に会場に着くことができました。

今年の私の担当は昨年と同じ。
東日本橋のA日信用金庫さま。
お嬢さん7名のお着付けを一人で担当させていただきました。

終わって東京織物卸商業組合の会館に向かいます。
ここでは例年きものの女王さんたちの着付けをするのですが、今年は台風の影響で場所と時間を変えて行うそうです。
今年の女王さんを見られなくて残念。

いつも通りですとここで自分たちもゆかたに着替えて抽選会場に向かうのですが、今年はパス。
いつも最下位しか当たらないから~。
この為だけにゆかたを持ってくるのも大変なんですもの。
そして、お昼ごはんもパスして帰ってきてしまいました。

でも、周りの皆さんのゆかた姿や着付けを拝見するのはいつも勉強になります。
ああ、あそこはこうするのだったな、と思ってもあとの祭り。
信金のお嬢さんがた、夕方まで着崩れないで過ごしてくださることを願うばかりです。
来年はもっとちゃんと練習しよう。。。
2014.07.05

ジュエリー展

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幼馴染がジュエリーの個展を開いたので、行ってきました。
家が近所で、なおかつ小学校から高校まで同じだったので、もう50年近いおつきあいです。
(生まれる前からのおつきあい??笑)

物作りをしている仲間は、お互いに刺激になっていいですね。
ジャンルは違うけれど、共感できる部分がたくさん。

写真は今回いただいた作品です。
指輪ですが、帯どめに加工してもらうことにしました。
どんなふうになるのかな・・・
出来上がりが楽しみです。
これから織る着物に合いそうな予感・・・
2014.07.05

「涼風」

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お茶のお稽古。
涼しげな色紙です。
お花はすすき・金水引・紅白水引・唐糸草(七夕に)・しもつけ・とらのお
小間は糸ススキ・いせ花火・すいかずら

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お稽古は貴人清次。
ご貴人さまと従者さんの複数のお客様にお茶を点てる練習です。
ご貴人さまと従者を区別する為にいくつかの違いが。
千鳥茶巾のたたみ方や茶筅(従者用はすす竹)など特徴的です。
茶筅通しも従者は一回少なく。

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2014.07.04

月下美人

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たった2輪ですが、咲きました。
今年は早かった!
しかも、月の夜ではないのに・・・

まだまだこれからも楽しめそう。
プロフィール

lapislazuli

Author:lapislazuli
着物・染織・歌舞伎・音楽・茶道・美味しいもの・・・

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